猫をなでてみる
「猫の時間」のブログ*1を見るようになってから、猫を可愛いと思うことが増えた。このブログは「猫とのふれあいかた」も教示しており、「猫をなでる時は普段の10分の1の力でなでる」「猫は抱っこをいやがる」など、知らなかったこと多数。ふむふむふむ。猫と触れ合ったことがないので、非常にためになります。
得た知識は試してみたくなるもので、嗚呼猫をなでてみたいと思っていたら、今日遊歩道に猫がいた。腹を地面につけて足を折り込み、顔を上げて耳を立てて目をつぶっている。近寄っても逃げない。傍にしゃがんでも逃げない。よし！ 今こそ実践の時！ってんで、頭をなでてみた。10分の1、10分の1………こんな感じ？
猫、無反応。
とりあえず嫌がられてはいないようなので、もうちょっとなでてみた。
猫、突然ぼてーんと横たわる。
私、じりじりと後ずさりする。猫、薄目を開けて見ている。もう一度近づいてなでてみる。猫、目をつぶり無反応。しばらくなでていたが、いつ終わりにしたら良いかわからなくなってきたのでソーッと退散。猫は横たわったまま。
猫ときたら、大勢の人が通り風がビュービュー吹きすさぶ遊歩道の端という、どうしてそんな処に寝ているのかイマイチ理解し難い場所で横たわったままなので、女子が「ぃやーん、この猫死んでなーぃ？」と大声で言っているのが聞こえた。もしかしてあの猫具合が悪かったんだろか。動かしてやれば良かったかなーとちょっとクヨクヨした。
