ある種の贅沢

 久しぶりに我が事で、涙ぐむほど怒り狂う事態に陥る。こうなると怒りが収まるまで待つしかないので、とりあえずほとぼりが冷めるのを待っている。怒り過ぎて力が入っているようで、肩やらあちこち痛い。しかし、こんなに怒りを感じるというのも滅多にないことで、怒りそのものは気持ちの良いものではないけど、激しい感情の振れを味わえるというのではちょっと贅沢なことだよなあと思ったりする。そう思うと気が抜ける。