百聞は一見に如かず
「もうね、何が凄いって牛車! 本物の牛が引っ張っているのよ! ゆっくりゆっくり進んでてね、『ギイッ、ギイッ』って車が鳴るのよ! いやー、監督が凄くこだわって作ったって聞いたんだけど、よく再現されてるなーと思ったわ。牛もね、ホルスタインみたいのじゃなくて、ごろっとした四角い牛なの。白っぽい色をした『日本古来の牛』って感じの牛。これが和牛なんだと思ったわ!」
上は溝口健二監督「新平家物語」を見た師匠の感想。師匠、21世紀になっても牛車は本物の牛(notホルスタイン)が引っ張っていますよ。
師匠が牛車の何にそんなに感動したのか弟子はさっぱり理解できなかった。私はこの映画を観たことがないので、師匠の感動ぶりが理解できないのかもしれない。今度機会があったら観てみよう。
- 出版社/メーカー: 大映
- 発売日: 1999/12/10
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