蝉とわたくし

蝉HP、久々更新

 朝起きたら、蝉のHPのライブスケジュールが更新されていた。

2006.07.06 sat 浮羽イビサスモークレストラン
2006.06.24 sat エキマエ音舗 Chicago Club Night #12  W/倉地久美夫ザ・ムンズ、?、駅前旅館(from岡山)
(蝉ホームページ)

 昨年はほとんどライブスケジュールの更新がなくて、蝉はどうなってるのかねと思っていたので、良かった良かった。久しぶり(4年ぶり?)に観に行こうと思う。今回のChicago club nightは倉地久美夫も出るし、必見ですな。
 そして、IBIZA祭りには今年も行けず。土曜日は仕事なんだよねええ。切ない。

私が蝉を観た時(昔話)

  蝉を知ったきっかけは、STUDIO VOICEのノイズ特集で蝉が取り上げられていたことだったと思う。しかしそのノイズ特集号は福岡に引っ越すことが決まるずっと前に出た号だったし、沢山取り上げられていたバンドの中で、どうして蝉のことを覚えていたのかはもう記憶にない。
 そして福岡に住むようになって、2002年4月、初めて動く蝉を観た。対バン(といっていいのか?)は向井千恵と倉地久美夫で、場所は中洲のNew Combo。御飯を食べながら音楽を聴くという作業に大変骨が折れて、二度とするまいと誓った*1ライブだった。蝉の印象は、ロックのカッコいいところばかり出てくるなあという感じ。ただ、緩急つかないので聴いている私の方が段々くたびれてきてしまって、ちょっとしんどかった。
 ライヴといえば、いつも人がぎっちり埋まったオールスタンディングのライヴハウスでばかり観ていたから、普通の喫茶店に楽器持ち込んだようなお店の雰囲気*2とか、客だとばかり思っていた人が急にのっそり立ち上がって楽器をいじり始めたりするのに驚いて、小さくなりつつキョロキョロしていた。終演後に店を出たら、店の入り口のところで蝉の人が地面に座り込んでおり(煙草を吸っていたか酒を飲んでいたと思う。)、怖かった。
 これが初めて蝉を観た時の話。この後同年9月に「ニューロックの夜明け」というオールナイトイベントで再び蝉を観るのだけど、この時は仕事後に行ったので疲れて眠くて、ほとんど覚えていない。というか、イベント中の三分の二の時間は寝て過ごしていたような気がする。蝉の出番の時も「あ、蝉だ……(眠)」という感じだったもんなあ。
 最後に蝉を観てから既に4年。オールスタンディングではないライヴハウスにも慣れた。客が20人未満のライヴにも慣れた。インプロヴィゼーションに慣れたかどうかはわからない。今蝉を観たら、どんな風に感じるかしら? 楽しみ。

*1:食べる時は食べることに、聴く時は聴くことに専念しよう! と思った。ははは。

*2:座って御飯食べながらライヴ観るとか、考えられなかったもんなああ。