ダウンジャケットをホームクリーニングしてみました。

 ここ数年、毎年着ていたダウンジャケットが大分汚れてしまっていた。しかしクリーニングに出すのは嫌いだし、どうしたものかと思っていたら、アウトドアショップの店長が「自分で洗えばいいじゃん」と一言。ダウン専用の洗剤というのがあるんだそうだ。その話、乗った!
 最後の仕上げに乾燥機での乾燥があるため、洗濯からコインランドリーで行おうと考えた。しかし最近のコインランドリーはお金を入れると自動的に洗剤が出てくるようになっていて、ダウン用洗剤の出番がない。なんだよー「NANA」ではコインランドリーで洗濯するのにマイ洗剤持参だったのに。あれは時代設定が21世紀じゃなかったのか。仕方ないので洗濯は家でして、乾燥のみコインランドリーですることにする。
 洗濯機で洗濯OK、温水だと更に良いとのことなので、ざばざば温水を汲んで洗濯機に投入。ウーム、ジャケットがぶくぶくに膨れ上がって、全然水に沈まない……。コレじゃ洗えないじゃん。無理矢理洗濯槽に沈めて洗濯。しかしすすぎに移る頃には、すっかりヘナヘナになって、ちゃんと沈むようになっていた。
 脱水までかけたジャケットを持って、再度コインランドリーへ。「自然発火の恐れあり」とか何だか恐ろしいような注意書きがあるので、少しビクビクしながらジャケット投入。最初の10分は翻弄されるジャケットから目を離せなかったが、別に発火することもなく。最初の20分は襟のダウンがよれてしまって、元に戻らないのではと心配したが、30分乾かすと元に戻った。たかがジャケット1枚乾かすにも、40分はかけないといけないみたい。結構かかるなあ。
 仕上がったジャケットを見ると、洗う前が嘘のような光沢。ウーム、綺麗だ。素晴らしい仕上がりですな。……しかし、確か元々はこういう色つやだったよな。汚れ過ぎてあんな色になってたのか。ジャケットに対し、何だか非常に申し訳ない気持ちになった。