肝心なのは今

 って岡村ちゃんも言ってたよ。

小泉首相、5度目の靖国参拝 秋季例大祭産経新聞
 小泉純一郎首相は十七日午前、東京・九段の靖国神社を今年初めて参拝した。靖国参拝は就任以来五回目で、首相は黒のスーツに淡いブルーのネクタイ姿で公用車で秘書官を伴って到着。拝殿正面の賽銭(さいせん)箱にポケットから賽銭を投じ、一般の参拝客と同じ略式の本殿には上がらない「自由参拝」(拝殿前参拝)形式をとった。私的参拝を強く打ち出した形となったが、参拝中止を求めていた中国や韓国の反発は必至だ。(後略)

中国、外相会談を拒否 靖国参拝で影響拡大共同通信
 小泉純一郎首相が17日、靖国神社を参拝したことで、A級戦犯の合祀(ごうし)を理由に参拝中止を求めていた中国政府は反発を強め、23日で調整していた日中外相会談の開催を拒否、また韓国政府も12月に予定されていた日本での盧武鉉大統領との首脳会談の延期を示唆するなど波紋が広がった。
 首相は官邸で記者団の質問に答え、中韓両国の批判に「心の問題に他人が干渉すべきではない。外国政府がいけないとか言う問題ではない」と反論したが、中国との東シナ海のガス田協議や、11月中旬に韓国・釜山で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などを控え、首相自らが両国との関係立て直しの道を閉ざした形だ。

 外交上の問題は靖国以外にもあるんだから、わざわざ火種を増やさなくてもいいじゃん? 本当に話し合わなければならない問題の前に相手の感情を害するのは、戦略上失敗だと思うのだけど、こんなことで失敗してたら、それこそ英霊に申し訳が立たないのでは?と思ったりする。
 というか他の政策もそうだけど、小泉首相のすることって本当に良かれと思ってしていることなのか、私はわからない。医療・福祉政策もタイトになってるしねえ。
 今90歳近い女性達と話をしていて、彼女達が今の私と同じ歳かもっと若かった頃、日本は働けなくなったら即飢えかねない生活をしている人達がごろごろいて、本当に飢えてる人もいて、今の私達のような生活*1のような生活は良い暮らしで、良い暮らしを自尊心の根拠にできる時代があったようだと薄々知った。いやあ今は良い時代になったもんですねえと話を聞く度思っていたのだが、今の政治状況だとその頃の生活に逆戻りするんじゃね?という不安を凄く感じる。

*1:大して働かなくても食べていけるし、学校も上まで行こうと思ったら行ける