断れなくて、続き

 昨日師匠の誘いを断れず、師匠本宅におじゃますることになった私。兄弟子は中国に行ってるから来ないだろうし、気が重いけど、まあ私だけじゃなくて研究所に出入りしている、他の人も来ているであろうところに一縷の希望を託すことにする。

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事が長引き、最寄り駅に到着した時には既に9時。花火大会は8時開始。駅で浴衣姿の人々とすれ違う。これって……師匠に電話すると。もう花火大会は終わったとのこと。ご飯があるから、食べにいらっしゃいと言われ、楽しげな浴衣姿の娘さんや親子連れと反対の方角にとぼとぼとすれ違いつつ向か*1
 師匠邸に到着すると、息子さんとご主人しかいない。うわあ、一家団欒に混じるのかい私と思うと眩暈がするが、来てしまったものは仕方がない。息子さんは私と入れ違いに自室に引っ込んでしまったので、師匠とリラックスモードの御主人と食事。師匠に勧められるままにぱくぱくと食べる。美味しいですねえ。師匠が「この子偉いのよ、ジムに通っているんですって」とご主人に伝えると、「そりゃあこれだけ食べてて動かなかったらねえ、ブタになるよ」。……食べ過ぎですか私(泣)。
 帰りは職場で寝るというご主人に送ってもらい、家に到着。何というか、どう振舞ったら良いのかわからなくて、とても疲れたという感じの食事だった。師匠が色々と気にかけてくれるのは嬉しいし、ありがたいんだけど、しんどいところもある。

*1:火大会に行って、結局花火を見られなかったというシチュエーションは、実は結構ツボだったりする。何だか青春って感じがするのだが、私だけか?