お昼ご飯とデータ

「あんた、お昼ご飯持ってきた?」ハイ、カップ麺持って来てます。師匠がお昼の内容を尋ねる時は、師匠のお昼をおすそわけしてくれる場合が多い。ああ、今日はカップ麺はナシかなあと思っていると、師匠が手招きして台所に呼ぶ。ああ、チャーハン作ってたんだあ、私が味見? ハイわかりました。ってこのチャーハンは何ですか師匠、ご飯が黄色と白のまだらですよ。
曜日、師匠邸でパーティーがあったのだが、その時の残り物で作ったチャーハンだとここにきてようやく悟る。黄色いご飯はパーティーの時に出たターメリック・酢*1残りだったのだ。他にもパーティーメニューの残り物らしい牛スライスとかアスパラとか入ってる。しかも残り物だけでは足りないと判断したのか、冷凍ガーリックライスを追加したらしく、それで白ご飯が入って、にんにくスライスとサイコロ型肉もちらほら。
言で言えば、ありえないチャーハン。
そるおそる味見するが、まあ悪くない。というか、私も独り暮らしメニューが長いせいで、味に言及する習慣を失ってるし、味などわからん。それを師匠と兄弟子、私とで分けあって食べる。

の後今まとめている報告書を師匠に見てもらう。すっげつまんないデータで、もう見るのも嫌になってたのだが、師匠の指摘は自分が見えてなかったものをどんどん見つけ出していく。こんな面白いデータだったっけこれ。データの意味がどんどん違って見えてくるから不思議だ。わしゃあまだまだ未熟ですたい。

*1:手巻き寿司パーティーだったので酢飯。