職場の同僚から借りた「ロッカーズ」をDVDにて鑑賞する

「青春」と「ロック」が来れば、もれなくついてくるおバカさ。若気の至りとか、青春おバカストーリー(主人公がさえない奴だと更に良い)が好きなので、大変期待して見た。

ての感想は…ウーム、笑いのサービスが多すぎて、鼻についた。アマチュアロケンローラーな若者という設定だけで、既に笑える要素盛り沢山になっているんだから、笑えるエピソードを更に追加すると、くどいっす。あと、今時ないよなコレ、というマッチョな歌詞がちょっと。まあ、陣内さんが現役のロケンローラーだった頃は、こういう歌詞の歌が沢山あった筈で、その頃を描いた話だから仕方ないのか。同時にギターのジャーン!という音で自分が反射的にワクワクするのがわかり、ああ、やっぱり私の骨肉に馴染んだ音楽はロックなんだなあと再認識す*1

中の登場人物・谷君はいつも死のにおいがチラついてて、コンテスト後失明しなかったのでホッとしたのも束の間、バイク事故で死んじゃうし。「コイツ死ぬんだなあ」という前振りが沢山あったので、死出の旅立ち〜本当に死ぬ時はああ死ぬ! もう死ぬ!という感じで、大変心臓に悪かった。

ざとらしい下品さとコミカルさがなければ、もっと好きになった映画かもしれな*2。この次は、俺内同系列映画として「スクール・オブ・ロック」、「アイデン&ティティ」に期待*3

*1:の子達はラップやテクノが骨肉に馴染んでるだろうから、スクラッチの音とか聞くとワクワクするのかねえ。

*2:品なものやコミカルなもの自体は好きなんだけど、「わざとらしい」と萎える。

*3:この他、「ハイ・フィディリティ」なんかも俺内同系列映画。ロックとヘタレと恋愛という組み合わせがたまらない。