バリウム初体験物語

 職場の健康診断でバリウムを飲むことになる。味がひどいとか、グルグル回されるとか、下剤を飲まなければならないとか、碌な話を聞いていなかったので戦々恐々。しかし、味はなんてことなかった。顆粒の発泡剤を口に含んで白い液体(バリウム?)でグイッと流し込むと、口の中で発泡剤がはじけるのが駄菓子っぽくて楽しい。グルグルも大したことなかった。台の上で自分で回らなければいけない辺りがダサいよなー。「AKIRA」で鉄男が入れられていたような検査機器が早く開発されないかしら。MRIバリウムの機械、どちらがよりそれっぽいかなー。

 ところで、問題はバリウムの排出である。翌日になってもバリウムが排出されなかったら消化器科へ行くように言われて戦々恐々。随分改善されたけど、相変わらず便秘傾向なので「翌日に出せ」とはかなり難易度が高い課題のように思われる。とりあえず下剤は自前のを半日で2回分飲んで、2回トイレに行ったけど、未だに「変な色のやつ」は出ていない。とりあえず、近隣の消化器科を探しておく方が良さげ。