車中で読む本

 ブックオフにて100円の文庫本売り場を物色。車中で読む本を選ぶ時は結構悩む。眠るために読む本なので、あまり面白過ぎると眠れなくなってしまうので困る。車内消灯時間が早いので、長編もだめ。エッセイや短編が良いけど、心に波紋を呼ぶような文体・内容のものは考え込んでしまって眠れなくなるので困る。ほどほどに面白くて、ほどほどに退屈で、ダラダラ読めて、途中からまた読み始めてもすんなり読めるものがいい。で、今回はシェルパ斉藤の本にした。

 dog actuallyで読んだ時よりも癖にある文体だった。旅行物ジャンルの1つに「男のロマン」というのがあるとはうっすら知っていたが、その文脈に連なる人だったのだな、と*1

*1:私は乗り切れなかった。