恋しや、おうちごはん

 最近一週間ほぼ仕事で出ている時が多く、帰宅時間が遅いために自宅で食事をする機会が殆どない。外食が続くと野菜不足になるし、カロリーの過剰摂取になりやすいので野菜ジュースを毎食取ったりして気をつけていたのだが、そろそろ限界らしく、食欲が低下の一途である。空腹なのに、コンビニおにぎりを見ても食べたいおにぎりがない。胃腸が「こんなもん食わせんなよ!」と入ってくることを拒絶しているような感じ。おにぎり拒否、況んやおにぎり以外の御惣菜類をや。
 自作の御飯がたまらなく恋しい。
 今日、冷麦の残りを茹で、ごまだしと柚子胡椒でにゅうめん風にして食べた。そろそろ寒くなってきたこともあり、優しいごまだしの味と時折ピリッとする柚子胡椒が効いた温かいにゅうめんはしみじみ美味しかった。何というか、身体に染み入る味。
 今物凄く食べたいのは、自作の豚汁と水餃子。豚汁は酒粕を入れたり、ごまだしを少し加えたりして食べたい。水餃子は刻んだオクラを入れて、とろみの付いた汁で食べたい。オクラはそろそろ終わりなので、手に入らないなら春菊を入れるのも良いだろう。福岡に来てから市販の水餃子の皮を見つけられないので、皮も自作したら私の好みのモチモチとした餃子になるだろう。餃子の具はしょうがを効かせて、ニラとニンニクは入れずに作りたい。ああ食べたい食べたい、食べたいなあ。
 食欲はあるのだが、食べたいものが食べられないという感じ。働いていない時間は食事(と旅行)のことばかり考えて過ごしている。