ベルセルク11〜29巻

 今頃になってベルセルクを読み始めた。もう本当に今更。そして、憎悪や狂気や孤独の描写に圧倒されまくりでお腹いっぱい。以前読んだ時はこんなに圧倒されなかったんだがな。
 平野耕太ツイッターベルセルクネタがしばしば出てくることが読みだすきっかけだったのだが、人間と人外の者の対比、人が人外の者となることなど、ヘルシングと相通じるテーマが随分出てくる。しかしその描かれ方はずっと重い*1。あと数巻で最新刊に追いついてしまうので、早く続きが読みたいような、読みたくないような何とも複雑な気持ち。この超重量級の読後感を抱えたまま、いつあるかわからぬ次の発刊を待つのはしんどいだろうなあ。

ベルセルク (11) (Jets comics (609))

ベルセルク (11) (Jets comics (609))

HELLSING 1 (ヤングキングコミックス)

HELLSING 1 (ヤングキングコミックス)

*1:ヘルシングは漫画のテンションが一貫して落ちないのと、アメリカ映画っぽいカッコいい決め台詞が沢山出てくることに痺れる。あと、ちゃんと終わらせたのが偉い。