九州FUCK WAVE FUKUOKA at graf(天神)

寒くて行くのが辛い

 出演者が豪華で、イベンターの熱意と盛り上がりっぷりも良い感じ。このイベントに行くことをとても楽しみにしていた。開場時刻からすぐに入れるようにと、この日にこなさねばならぬ仕事を前々からコツコツ作業を進めていたつもりだったのだが……終わらん。そして、不本意ながら飛び込んでくる新しい用事。おまけに物凄い寒い(前日は雪降った)。飛び込んできた用事は今日中にどうしても片づけなければならない内容だったのが、寒くて動きたくない。お昼ぐらいまでぐずぐずして、仕方なく歯をくいしばって用事を片付けた時には既に4時。開場から行きたかったのに……。だだ滑りでテンション下がり、テッポーシンの出演時刻に間に合うように行けば良いや、と軌道修正。

ようやく行った

 公表されていたテッポーシンの登場時刻(18:30)少し前に会場入りすると、既にテッポーシンの演奏真っ最中だった。見逃して残念というより驚く。出演者の出入りで時間をとってしまい、予定よりも遅れることというのはよくあることだが、早まってるってどういうことだこれ。しかも床を見ると風船(黒いのが大半、ピンクが少数)落ちている。なんだこれ、何に使ったんだ。ああああ、つくづく開演最初から入れなかった私のバカ。しかし「kill city kill」は聴けたので*1ちょっとラッキー。
 次の屠殺器はノイズと女性ダンサー*2、次の次のANTI AGAINST ANTIはステージ上にアンプ?を積み上げて爆音・パフォーマー全裸・最後は機材を上方向にひっくり返して*3機材がぶつかったミラーボール落下と、絵に描いたようなノイズ&パフォーマンスだった。なんか話に聞く80年代っぽいなあ*4としみじみ観察。ANTI AGAINST ANTIは爆音ノイズがいい感じだったが、全裸にちょっと白ける。裸を見ると妙に素面になるのは何故なんだろう。そして、全裸のままダイブしてこられた時は全力で逃げた。ちんこや陰嚢はやっぱり頭に乗せたくない。
 accidents in too large fieldデラシネはよくわからないまま何となく聴き、なんとなくゆらゆらしているうちに終わってしまう。周りはダイブをする人がいたり、弾丸のように飛び跳ねて踊る人がいたりと物凄い盛り上がっていたので何となく楽しいような気がしたりもする。ダイブする人が出るライヴは久しぶりに来たぞ。

後悔しきり(しかし、先に立たず)

 タイムテーブルより30分ほど早く終わり、進行の素晴らしさに呻りつつ帰路につく。3時間くらい滞在したのに体力残りまくりというか、物足りなさが残った。15時開演、21時半終演の長いイベントだから最初からいたらキツいだろうと思っていたが、自分のこの体力の余り具合からすると、長いイベントを最初から最後まで楽しめるように構成されていたのかなあと思ったりする。ああだから最初から行けば良かったのに。寒さと忙しさと、ライヴを天秤にかけて負けた自分を、久しぶりにつくづく悔いる。
 

*1:初盤で行う印象が強い。気のせいか?

*2:腋の処理が綺麗だった。

*3:「上方向にひっくり返す」とは星一徹ちゃぶ台返しと同じ要領。

*4:ノイズと女子パフォーマー(前衛系の綺麗または変なことする)という組み合わせを見ると特に80年代っぽいなあと思う。ANTI AGAINST ANTIの時も背中とTシャツの間に風船を入れて、背中を床にこすりつけて割ろうとする女子がいたが、客なのかパフォーマーだったのかはよくわからない。