「健康な若い人と話す機会を意識的に持つようにした方が良いですよ」とは、同業・他領域で働く後輩の言葉。最初はこの言葉の意味がよくわからなかったのだが、最近ようやくわかるようになってきた。以下、わかったような気がしていること。

  • 「健康な状態」がどんなものかわかっていると「不健康な状態」の理解が深まる
  • 健康な人と接することは、対応の仕方・人の理解を向上させる
    • 健康な状態にあるとその人の個性が現れやすく*1、様々な反応・価値観が見られる
    • 健康な人は反応が速いし、やり取りする情報量が多い

 すなわち、健康な人と接することは仕事の技術を向上させるのに非常に助けになると思ったのです。後輩、超慧眼。というか私が鈍くさいだけか。接する中でも特に話すこと、それもあまり馴染みのない人と話す方がいい。会話は素早い反応を要求されるし、馴染みのない人との会話は色々発見が多いから。これは元々反応が遅い上に、仕事柄*2更に反応ペースが遅くなってしまった自分の会話ペースを引き上げるためにも必要だろう。仕事外でも認知症(しかも重度)のペースでしか話せなくなった時期は、会長(仕事の大先輩)からダメ出しされたしな。
 というわけで、今日は同輩に誘われて、同輩の知人達と会食してきた。全く知らない人と食事するのは年単位で久しぶりだったのだが、色々面白かったです。何か考えたことも色々あったように思うのだが、酒飲んだら大体忘れた。まあそんなもんです。そして、居合わせた皆がダイゴダイゴ言ってポーズをとっていたので、とりあえずDAIGOすげーと思った。

*1:病気の場合、個性よりも病気の症状が現れやすい。

*2:私は普段の生活の中で、認知症の人と話す機会が最も多い。認知症の人との会話はゆっくりで穏やか。発語自体が少なかったり、同じ話が何度も繰り返し出てくることも多く、言葉はそれほど多くない。私はこのゆっくりしたペースがとても好きなのだが、普段の生活でこのペースは心配されるのでまずい。