(耕してないけど)晴耕雨読
図書館のPCで作業をしていた。雷が鳴っていることには気がついていたのだが大して気に留めずにいたら、急にフッと真っ暗になった。停電だ! しばらく待っていたのだが、サーバの復旧にどのくらい時間がかかるかわからないとアナウンスが入ったので、PC作業はあきらめる。
しかし暗い。普段明るくて当然の場所が暗くなると凄く異様な印象を受ける。周囲の利用者達も戸惑っている様子。以前読んだ、ゆめタウンの停電目撃記事を思い出す(あれは夜で、もっと賑やかな場所での停電だから、多分もっと異様な光景だっただろう)*1。
雨が上がるまでは帰れないので、視聴覚コーナーでビデオでも観ようかと思ったが、停電だからAV機器がダウンしている。ではちょっとお茶でも買いに行こうかと思えば、自販機もダウン。電気がないと如何に普段の生活が障害されるかを知る。結局、雷が遠くに行ってしまうまで窓際の明かりで本を読んで過ごした。読んだ本はグレート東郷という昔々のヒールレスラーについての本だったのだけど、濃厚な差別の描写に、どう理解して良いのか激しく戸惑う。しばらくしたら再読してみよう。
悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 (岩波新書 新赤版 (982))
- 作者: 森達也
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/11/18
- メディア: 新書
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*1:写真も撮ってみたのだけど、全然説明力がないので破棄