ちょっとどきどきしました(音楽メモ)

びっくりその1(改訂版)*1その2:6/22 11:10現在

 昨日のエントリに書いた、Joe Lally & ZUがツアーキャンセルのため出演中止になったそうな*2。イベント自体は行われるそうで、こうなるらしい。

Chicago Club Night #16
出演:ドグラマグラ+森川良哉(尺八)
   tepPohseen
   I want city
   他
日時:2007/006/26(火)open :19:30 start:20:00
場所:デカダンデラックス TEL 092-761-9111 福岡市中央区舞鶴1-8-23-5F
料金:予約・当日共に\1,500(+1drink order)
(Chicago Club Blog)

 お値段が1000〜1500円お安くなりましたね。あと、I want cityって誰? ってんでちょっと調べてみたのだが、Plasticaの音源紹介記事くらいしか手がかりがなかった。



びっくりその2

 昨日のエントリに「今年は『真夏ノ夜ノ夢』はないのですね」とひとりごちたら、taniseさんから御連絡をいただきました(びっくりした! でも、ありがとうございます)。8/19に北九州の方で今年も開催らしい。
 8/19! 私、行けないよ………うわーん。何をどう調整しても、今回は絶対行けない。「行きたい」と切望しても絶対行けない事態って初めてじゃないだろうか、と考えたら普段の自分の予定の入ってなさぶりに思い当たり、ちょっと愕然とする。



草の根・2

 今回のChicago Club Night #16の不運な出来事で、思い出したことや思ったことなどをひとつ。
 私が育ったところは山と海ばかりの田舎で、町内には7年くらい前までコンビニもなかった。多分本屋は今もない。CD屋は間違いなく今もない。周りはヤンキーだらけで、同じ音楽を聴いてる友達は皆無だった。そんなド田舎だったので、欲しい音源もままならない悶々とした思春期を過ごした*3。ライヴは時間と金両面のコストが高過ぎて到底行けなかった。
 だから今、「聴きたいものを聴ける」「観たいものを観られる」ことは本当に幸運だと思っている。また、現住地のような地方都市の場合、熱心なイベンターがいなければ遠方から演奏者を呼ぶことは難しいと思う*4ので、そのようなイベンターの存在には特に感謝している。あまり有名でない人を地方に呼ぶことって、本当にリスクが高いと思うのですよ。演奏者のギャラ、交通費、滞在費、演奏する場所のレンタル料、これらを賄えるだけの収入はちゃんととれているんだろうか? 考えるだけで恐ろしい。しかし、それらのリスクを承知の上でイベントの企画をする人達がいるならば、客の側としてはできるだけ支えたいものだと私は思うのです。そうして互いに支え合わなければ、地方でも色々な人達の演奏を生で聴ける機会はどんどん減ってしまうだろうから。
 結論はChicago Club Night #16頑張れ、私は行きますよってことです。

*1:昨夜上げたエントリ。今朝になって、更にはっきりしたことがわかってきたので、内容を更新しました。

*2:中止の経緯に関しては、Chicago Club Blogの6/21付の記事に詳細があります。

*3:レコード屋巡りばかりしていた大学時代、仲の良い先輩から「あんたは思春期の恨みを今晴らしてるよね」と指摘された時には、先輩うまいこと言うなーと心から感心した。

*4:私自身はそのようなイベントの裏方に回ったことがないので、実際のところはよくわからない。