我慢大会
先日東京でレコード屋を回った際に購入してきたものを、ぼちぼち聴いたり観たりしている。今日観たのはこれ、ちょっとマゾ的に購入した2作品。スミスの方は最後まで見られるか、バウハウスの方は恥ずかしさを堪えて観られるか、ちょっと我慢大会の様相。
The SMITHS 「ザ・コンプリート・ピクチャー」
昔「The Boy With The Thorn In His Side」のPVを数秒だけ観たことがあって、メロディのキラキラしている感じに心を奪われたのだけど、花を撒き散らしながらクネクネ歌うモリッシーもかなりのインパクトだった。で、あのPVを最初から最後まで全部観たい!というほぼ怖いもの見たさで買ったDVD。でも肝心の「The Boy With The Thorn In His Side」のPVは収録されていなくて、同曲はテレビ出演時の演奏が収録されていた。ちゃんと作ったPVはそれほど多くなく、半分はテレビ出演時の演奏。
モリッシーのパフォーマンスをちゃんと観たのってこれが初めてなんですが、この人の衣装も動きも観ているうちにいたたまれなくなってくるというか、何だか頭の後ろが痒くなってきますね。お尻みたいな顔した髭の濃い人が貧乏そうな服を着て、腰を激しく扇情的に動かして歌っているのを穏やかな心で観るのはまだ無理だった。自分まだまだ青いっす。人生一年生っす。時々精神修養*1のために観ようと思う。
あと、物凄くダサいメガネ男子が大量に自転車で走っているPVとか、モリッシーがイヤホン(補聴器?)をつけて歌っていたりとか、当時のイギリスの背景を知っていると意味するところがわかるんだろうなあと思う場面が多くあった。もう少しスミスの出てきた当時の社会情勢とかを知ってから視聴すると面白いのかも。
- アーティスト: ザ・スミス
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/01/18
- メディア: DVD
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bauhaus「Shadow of Light Archive」
輸入盤新品で見つけて、フラフラ〜と買ってしまった。恥ずかしいけど*2、中学〜高校生の頃好きだったんです。今も時折聴きたくなる程度に好き。そういえば再結成ライヴも行ったよ。恥ずかしいけどな。
中身は「Shadow of Light」「Archive」の2部に分かれており、「Shadow of Light」の方は昔観たものだと判明。西新宿の海賊盤ばかりを扱う店で買ったビデオに入ってたヤツじゃん!と物凄く懐かしい思いで観る。もっと気恥ずかしくなるかと思っていたのだけど、かなり楽しく見入ってしまった。白塗りで白目剥いてたり、肩だけ物凄く揺らすピーターマーフィーのパフォーマンスが今となってはオモシロい。カバー曲の「Telegram Sam」や「Ziggy stardust」は原曲よりもこの人たちのカバーの方がカッコイイ*3。先日インビシブルマンズデスベッドを観た時に凄く既視感があったけど、その原型はダニエルアッシュの頭だったのかとか、何だか色々考える。
しかし恐ろしいのは、どの曲もちょろっと聴いただけで曲名がすぐ思い出せるのと、ソラで歌えたこと。余程よく聴いていたのかしら。曲が脳に焼き付いているっぽい。
- 出版社/メーカー: Beggars Banquet/ada
- メディア: DVD
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今回のbauhausのDVDジャケを見て気がついたのだが、氷室京介のソロアルバムのジャケと激似ですね。やはりbauhausがBOØWYとかBUCK-TICKとか、あの辺のバンドに与えた影響は大きいんだろうなあ。
- アーティスト: 氷室京介
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2003/07/21
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