師匠が……

先々週の休暇から帰ってきて後、師匠は「師匠の仕事ではないが、引き受けざるを得ない仕事」を沢山引き受けている。今日は本当に疲れていたらしい。溢れんばかりに注いだ麦茶や種を取り除いていないメロンをお客に出したり、文章は精彩を欠くし変な誤植を何度もするし。明らかに行動がおかしかった。こんなに疲れている師匠を見るのは珍しいので、胸が痛んだ。
そんな理不尽な仕事は断ってしまえばいいのにと思ったのだけど、それが許されないのが仕事なのかもしれない。わたくしまだまだ人生一年生でございます。