師匠はやや(かなり)多動の傾向がある。

カレーを食べてる途中でみかんが冷蔵庫にあるのを思い出して取りに行き、カレーは食べかけのまま放置してみかんを剥き始め、剥きながらお喋りを始め、お喋りに出てきた資料を見せると言って、皮を剥いたところでみかんを放置。そのまま食事終了。この一連の流れを初めて見た時には大変驚いたものだ*1

普通、多動性というのは加齢と共に沈静化していくといわれるのだが、師匠は現在50代。50にしてこの様子なので、子供の頃は…。想像するだけで恐ろしい。

で、このように多動性と易刺激性を兼ね備えた人の下につくとどうなるかといえば、一つ何かの用事で呼ばれると、そこからコンボのように次々と用事が移っていくので、全然自分の仕事に戻れなくなるのである*2。しかも、あまりに流れが早いのとスムーズなため、巻き込まれまくってる私も、自分が巻き込まれてることになかなか気付かなかったりする。

こで恐ろしいのは、師匠個人の仕事は、いつの間にか終わらせていることである。滅茶苦茶仕事が早いんである。

にかく、頭の良い多動の人は、仕事ぶりが想像の域を越える。うまくやりくりしないと、自分の仕事が進まないなー、と少し悩む。いや、何だか面白かったりもするのだけども。


今日の歩数:7656歩

*1:最近は慣れた。

*2:例:プリンターのトラブルで呼ばれる→一緒に倉庫へ紙を取りに行く→師匠、倉庫で文具のカタログを見つけて欲しい物を思い出し、品定めを始める→カタログにゴミ箱が載ってるのを見て、給湯室にゴミ箱が必要なのを思い出す→給湯室に行き、散らかってるのを見て掃除開始→お菓子があるのを見つけて休憩。